今野 乱視

正乱視

乱視とは眼の角膜や、水晶体などが歪んだ状態で球面となっていないため、眼に入った光が、焦点を結ぶことができない状態を言い、屈折異常の約1/3あると言われています。十全な球面を実現するというのは、かなり難しい事ですから、乱視があるのは決して異常なことではなく、むしろ当然とも言えます。

正乱視は、角膜または水晶体の対照的な曲がりのために生じ、円柱レンズにより矯正が可能な乱視の総称です。

角膜や水晶体が相対する二方向、上下、左右、バイアスの方向から圧迫されたような形の曲がりになり、そのために乱視光線束を生ずるものを言います。
正乱視の曲がりは一定の法則に従っていて、屈折光線の性質も数学的に究明する場合が出来るので、正乱視は円柱レンズによって、矯正する事が可能になり、眼鏡による矯正が可能です。ただ単に「乱視」と呼ぶ場合は、正乱視を意味しています。

乱視になる理由

乱視の理由は眼の角膜や、水晶体の曲がりですが、この曲がりには、先天的なものと、後天的なものがあります。先天的なものは、出産(最近では、旦那さんが同室で見守る立会い出産なども増えていますね)時や、ママ(日本語を始め、ロシア語、スペイン語、中国語など、色々な言語で母親のことを指します)の腹部にいる時の状態などが理由となるようですが、後天的なものは外傷や眼の手術、角膜の病気によるものなどの他に、眼を細める事により、眼球に圧力をかけてしまう事が最も多い理由となります。また、加齢にともなって、眼の調整力が低下すると、乱視の症状があらわれることもあります。

不正乱視の診療法

不正乱視を診療(矯正)の為には、原因の追及が大事になります。その理由が、角膜の形の異常によるものである時は、最初の選択としてハードコンタクトレンズが一番適していると言われます。また、水晶体が理由の不正乱視の場合では、正乱視と同じくコンタクトレンズでの乱視の診療補正は出来ない事になってます。

治療の方向性は、現在近視や乱視の診療にはエキシマレーザーを使用する角膜の屈折矯正手術(レーシック)によって、補正する手法が最前線ですね。レーシックでの用心というか心配な点としては、屈折度数に制限があることです。また『補償光学』と言われる手法もあり、不正乱視もある程度ならこの診療手法でも診療が可能になってきているんです。
ただ、このような多種多様の屈折矯正の手術は、手術適応であるかどうかの診断が大事で眼科医の知識と経験が無くてはかなり危険度が変わってきます。安価(高価)で簡便な非眼科専門医の施設で手術を受けるなんて、とんでもないとどこかで書いてありました。またそんなケースが数多くレポートされていることもあります。たくさんの情報が出回っていますが、屈折矯正をうける時は、はじめにきちんとした眼科専門医を探して相談することが必要です。

 

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